竜門寺 誠塾

天徳山 龍門寺(臨済宗妙心寺派)
住職 河野太通 師

〒671-1242 網干区浜田812
TEL 72-1276 P(50台)
《創建》 江戸初期 大法正眼国師 盤珪和尚の根本道場として創建
《行事》 毎月1日 写経と法話の会、 4月2,3日 大茶会など

開山の磐珪永琢(一六二二~九三)は、地元浜田の出身で一七才で出家し、厳しい修業を重ねた後に「不生禅」を説いた江戸時代初期の禅僧。そ の間、長崎から江戸まで各地を行脚し多くの人々の帰依を得て開創した寺じゃ四十七ヵ所に及ぶ。寛文十一年(一六七一)に妙心寺住持となり、のちに「禅師」と「国師」の称号をおくられた。当寺は、磐珪国師の根元道場で、丸亀藩主京極高豊と地元網干の豪商灘屋の三兄弟の援助により、寛文元年(一六六一)に創建された幡磨屈指の禅宗寺院。主要伽藍は江戸初期から中期の建物で、創建当時の様子を今に伝えている。毎年四月の第一日曜とその前日の土曜に行われる献茶会は、大茶碗を用いることで知られている。


RYOMONJI-TEMPLE
Ryomonji Temple,the biggest zen temple in Himeji,was established in 1661 by BANKEI Yotaku,a zen monk from the Aboshi area(1622-1693). Many prefectural and municipal cultural assets are owned by this temple,such as 17 buildings which were built during the 17th to the 18th centuries,buddhist statues,paintings and calligraphic works.


龍門寺の指定文化財
県指定   木造千手観音立像 木造釈迦如来坐像 木造聖観音立像
市指定   龍門寺伽藍内建築(十七棟) 磐珪国師関係資料(百三点) 龍門寺大方丈襖絵(四十三面)


平成六年十月
姫路市教育委員会