今月の寺宝

ここでは大覚寺に伝わります
絵画・文書類を中心に御紹介していきたいと思います。

和時計

「二挺式天符櫓時計」

(江戸時代の制作)


 和時計は江戸時代に制作された時計。一説では、鉄砲とともにポルトガルから輸入されたのが始まりという。

その後、日本の時刻に合わせるため様々な工夫が加えられ、日本独自の和時計の数々が考案された。

 和時計のしくみは、時計の速度を制御する天符の使用、分銅を使った速さの調節、そして動力に錘(おもり)やぜんまいが使用されるなど、西洋の時計と基本的には同じである。

高価なものなので大名や豪商がステータスとして所持していたので「大名時計」ともいう。










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