今月の寺宝

ここでは大覚寺に伝わります
絵画・文書類を中心に御紹介していきたいと思います。

観音菩薩立像(模刻)

拓本(162×64cm)


 江戸時代(寛政年間)に模刻された石像の拓本である。

中国の南海普陀山鎮海寺に唐呉道子によって造られた立石の尊像を寛政年間に池維則によって模刻され、

宮城の松島・瑞巌寺無相窟に建立されたことが、本図の右下部分に記されている。

この石像は現在も瑞巌寺に残されている。

















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