今月の寺宝

ここでは大覚寺に伝わります
絵画・文書類を中心に御紹介していきたいと思います。

京極大名愛用の

茶碗と煙草盆

(江戸時代の制作)


 江戸時代初め、大覚寺は播州龍野藩の京極家の支配を受けていたが、京極高豊公の代に讃岐丸亀藩六万石に転封となっても、網干の浜田・興浜の土地は飛び地として、京極家が領していた。

興浜には陣屋を設け、常駐の武士達が住んでいた。

 参勤交代の折、京極の殿様は興浜の陣屋に宿泊され、大覚寺へもその都度立ち寄られた。

その時のもてなしに用いられた茶碗や煙草盆などの道具の一部が、今も残されている。










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茶碗と煙草盆茶碗と煙草盆