今月の寺宝

ここでは大覚寺に伝わります
絵画・文書類を中心に御紹介していきたいと思います。

龍吐水「りゅうどすい」

(江戸時代中ごろのもの)


 我が国の消防ポンプの始まりのものである。

いつごろ発明されたものか不明だが、一説には享保年間(1716~36)にオランダから渡来したものといわれ、放水する様子が、龍が水を吐くように見えた ところから「龍吐水」と名付けられたと言われている。

龍吐水は江戸時代中ごろから明治10年代にかけて使用されてきた。

大覚寺には2台が残されている。








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龍吐水(りゅうどすい)