今月の寺宝

ここでは大覚寺に伝わります
絵画・文書類を中心に御紹介していきたいと思います。

善導大師像

( 木造彩色・作者不詳 )


 現本堂の再建された江戸初期に同時に制作されたものと思われる。

善導大師は西暦613年、中国唐代に生まれられる。

諸方を遍歴し、西方浄土変相図を見て浄土の教えに帰依した。

著書に「観経疏」四巻などがあり、法然上人はこの書に基づいて浄土宗を開かれた。

西暦681年に浄土に帰られた、と伝えられている。

浄土宗では「高祖」と讃えられて、本堂の向かって右側の脇檀に像を安置する。


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善導大師像