今月の寺宝

ここでは大覚寺に伝わります
絵画・文書類を中心に御紹介していきたいと思います。

青面金剛明王像

(木彫、高さ約35cm 制作年代・不肖)

 中国の道教から起こった考え方で、人の身体の中には黒・青・白の三尸(さんし)の虫がいて、庚申(かのえさる)の夜、人の体から抜け出て天帝にその人の悪事を報告する。

この虫を調伏するために各町に庚申堂が建てられ、そこに青面金剛がまつられるようになったという。

頭上に猿の顔があるのは、庚申の申(さる)と結びつけたもの。










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青面金剛明王像 青面金剛明王像