大覚寺近影

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檀信徒会館建設の歩み

会館と「古井筒の庭」

- 檀信徒会館 建設状況 2009.01.01-

 
 会館周辺と本堂の前庭、庫裏の客殿の庭の造園工事を今栄果樹園さんによって10月から始まって、2ヶ月かけてほぼ完成しました。
 
 今栄英保社長の「庭師の誇りにかけて大覚寺にふさわしい庭園を造る」という意気込みで、休日を返上して取り組んでもらいました。
運びこまれた樹木は50本以上。使用された石材はほとんど境内にあるものを使用。

「造園とは空間に画をかくこと」という理念のもとに、会館南側を「古井筒の庭」、庫裏と会館の間を「旅立ちの庭」、座敷西側を「西方の庭」とテーマを定め ての造園です。
 
 12月31日の夜、造園の完成を祝って、境内の参道沿いに200本余りの青竹を並べて、そこにローソクをともして「希望の灯り」のプロムナードを演出し ます。

除夜の鐘を鳴らしに来た人が驚くような、幻想的な光の回廊ができる予定です。成功すれば、毎年の大晦日の夜の恒例の行事にしたいですね。

近影のご紹介

(撮影・中西玄禮 俳句・中西あい)
庫裏の前の「旅立ちの庭」 松と古井筒
庫裏の前の「旅立ちの庭」
松と古井筒
会館南の庭の水琴窟 会館前庭の入口の枝折戸
会館南の庭の水琴窟 会館前庭の入口の枝折戸
山茶花や観音様に願い事 千両の実のこぼれくる手水鉢
「山茶花や観音様に願い事」
「千両の実のこぼれくる手水鉢」
残菊の日射に負けぬその香り 蝋梅の黄の太陽に透けており
「残菊の日射に負けぬその香り」 「蝋梅の黄の太陽に透けており」
盆石の松竹梅も寿ぎに 残る柿啄ばむ鳥や寺日和
「盆石の松竹梅も寿ぎに」
「残る柿啄ばむ鳥や寺日和」
咲き残る石蕗の黄眩し石畳 万両の赤を指差す子の未来
「咲き残る石蕗の黄眩し石畳」
「万両の赤を指差す子の未来」