大覚寺近影
- 秋彼岸 -
秋の七草を全部言えますか。
「萩が花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」
万葉集の中で山上億良によって詠われています。最後の朝顔は桔梗のことです。
大覚寺の秋の七草を、写真と俳句で紹介します。
「信心の燃ゆる色とも 彼岸花」 |
「彼岸花 お地蔵様のやさしき瞳(め)」 |
「静謐に燃え出で真白 彼岸花」 |
「萩咲くや法主迎えし 奥書院」 |
「紅がちに朝日の綴る 花芒」 |
「新たなる日々新たなる 酔芙蓉」 |
「円らなる 艶(えん)に紫式部の実」 |
「揺れ揺れて 風船蔓(かずら)何思ふ」 |
「控へ目に優雅に揺れて 藤袴」 |
「子等集ひ供花挿し入れて 秋彼岸」 |
【撮影・中西
玄禮】 【俳句・中西あい】 |